事例紹介

Q&A

外国のプロデューサーから映画化したいという申し入れがありました。

「私はコミックの原作者ですが、このたび外国のプロデューサーから私の作品を映画化したいという申し入れがありました。どうしたら良いでしょうか。」

ハリウッドのプロデューサーと称する人間の中にもピンからキリまであり、信頼できる人かどうかをまず見極めなければいけません。その後はoption right agreementを締結することになります。これは映画権を譲渡する契約ですが、この契約でoption fee(権利金)の金額や支払い方法の外、映画化された場合のロイヤリティの定め(配給収入の例えば5%など。この場合上限(キャップと言います。)をつけるかどうかも重要なポイントです。)、権利を譲渡したけれどままいつまでたっても映画化されない場合(実際にはそのようなケースが多々あります。)の措置などを決めることになります。従ってこのoption right agreementをきちんと結ぶことが最も大事です。

2009/03/27
映画「昴(スバル)」全国ロードショー!
プロデューサーのビル・コン(グリーン・デスティニーテでアカデミー賞受賞)との間で映画権の譲渡契約を当事務所で行いました。