為替デリバティブ問題対策研究会

為替デリバティブ110番

第1回:2011/03/04 10:00-17:00:今回の電話無料相談は終了致しました。
>>第1回為替デリバティブ110番開催要項
>>為替デリバティブ110番でわかった被害の実態

デリバティブ被害の実態について

石上法律事務所
弁護士 石上晴康

他の投機取引との比較

例えば株の売買と比べてみる。株を現物で購入する場合であれば、株価が下がったり、或は稀に会社が倒産してしまうリスクがある。しかし、その場合の損失は投資した金額の一部又は全部であり、その投資一回限りである。「あーあ、変な株買っちゃった。」と諦める外ない。
これに対して一定の証拠金を積んで行う先物取引(株の信用取引、商品先物など)の場合はもっと深刻である。委託証拠金を全て失った上に更に追い証などに苦しむなどがこれである。先物に手を出して家屋敷を手放したという例は珍しくない。
しかし、先物取引の方がデリバティブよりまだ良い。何故なら先物の場合、否でも応でも3ヶ月、6ヶ月先に決済期日が到来するから、大損してでもそこで手仕舞してしまえばとりあえず地獄からは抜け出せる。
しかしデリバティブの場合、そうはいかない。5年という気の遠くなる長期間、いくらやめたくてもやめられないからである。真締で首をジワジワ締められていくのである。とても素人が手を出すようなものではない。