為替デリバティブ問題対策研究会

為替デリバティブ110番

第1回:2011/03/04 10:00-17:00:今回の電話無料相談は終了致しました。
>>第1回為替デリバティブ110番開催要項
>>為替デリバティブ110番でわかった被害の実態

デリバティブ被害の実態について

石上法律事務所
弁護士 石上晴康

銀行の述べたトーク

  • (1) 貿易会社であれば当然のことながら、ドル建て或いは他の外貨建ての取引をしているであろう。先の例で言えばもし為替が1ドル=120円の円安に振れた場合、市場では120円出さないと1ドルを買えないが、この為替予約をしておけば、113円で1ドル買える計算になるから為替変動による損失(為替差損)を回避(ヘッジ)できる。即ちドルをその時の相場より安く購入してドル建て取引の決済に充てることが出来ます。
  • (2) 更に、購入したドルを商取引に使わないのであれば、それを円貨に換えれば(円転)、113円で買ったドルを市場で120円で売ることが出来、1ドルにつき7円(5万ドルなら35万円)の為替差金を手にすることが可能である。つまり儲かりますよ!
  • (3) 円高になってしまえば損することもありますが、為替なんて株と違ってそんなに値動きはしません。
  • (4)銀行は顧客に対して通貨オプション取引の説明を一応はしているが、そもそも当の銀行員がそれを本当に理解しているかは疑わしい。多くの場合、顧客に向かってマニュアル通りの説明をして、顧客が理解したかどうか(大体の場合は理解出来ないのであるが)にかかわらず「リスクは理解した」という事実を成すわけである。